Sunday, 13 July 2014

こころ

殺人偏差値70


『殺人偏差値70』 日本テレビ系列

宮原圭介(三浦春馬)は東大受験の日に限って目覚まし時計が鳴らず寝過ごしてしまった。
とっさに、「学内に爆弾を仕掛けた」というメールを送ることを思い付き、実行する。

圭介が幼い頃、母親(栗山千明)は家族を捨てて出て行った。
父親・仙一(高橋克実)は男手一つで圭介を育て上げた。
自分の為だけだったら、圭介は遅刻で受験を断念したかも知れない。
しかし二浪しても応援し続けてくれた優しい父親や、恋人・真山理佳子(瀧本美織)をがっかりさせたくないという思いから、無理(無茶)をしたものと思われる。

爆破予告メールにより受験は遅延し、遅れて行った圭介も受験することができた。
結果は合格。
父親も理佳子も喜んでくれた。
圭介が幸せな気持ちで東大での学生生活を送っていたところ、田中宏志(城田優)が現れる。
田中は「お前のことは全て知っている」と言い圭介を脅迫、50万円を要求する。
やっと手に入れた今の生活を失う訳には行かない。
圭介は田中の要求に応じる。

その後も田中の脅迫は続き、誰にも相談できない圭介は精神的に追い詰められて行く。
しかも、理佳子がテニスサークル部長・楠見貴裕(桐山漣)と親しくしているのを目撃し、不信感や東大現役合格した楠見に対する劣等感も生まれる。

いよいよ行き詰った圭介は田中を殺すしかないと決意、ナイフで彼を刺す。
しかし、そこに駆け付けた理佳子の声で我に帰ると、何と自分の腹を刺していたのだった。
実際田中が脅していたのは最初の50万だけで、その後も脅迫し続けた田中は圭介自身が作り上げた妄想の姿だった。
罪悪感が作り上げた妄想。
そして最後は自分自身を刺すことになった。
三浦春馬君は圭介が狂気に駆られて行く過程を非常にうまく演じていたと思う。

圭介は幼い頃勉強ができず母親に酷く叱責された。
自分を捨てて出て行った母親に愛されなかった悲しい記憶。
父親は優しくていい人なのだが、息子に対する大きな期待や励ましが、圭介の心に負担となってのしかかっていたこと。
不幸な背景があった上で、起こしてしまったあの事件。

このドラマでは、主に圭介の心象風景で使われたプロジェクションマッピングによる映像が印象的です。
主題歌 NICO Touches the Walls - バケモノ もこのドラマの内容や映像に非常に合っています。

NICO Touches the Walls - バケモノ
https://vk.com/video8865399_168998691 (PV)
posted by みのり at 03:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする