2016/11/25
音楽家 岸田繁
岸田君だけで1本番組ができる( ̄ー ̄/。進化し続ける音楽家 岸田繁を特集。岸田君と親交の深いマチャオさん(野村雅夫さん)も出ています。見応え十分。内容が濃過ぎて中々前へ進まない( ̄ー ̄;/じっくり見る。
岸田君「(マチャオさんとは)まあ近所でよう飲んだりとかね」
→角淳一さん「京都のどの辺で飲んでるんですか?」
→マチャオさん「中心じゃないですね」
→岸田君「左の方とか北の方が多いですね」
→角さん「西陣とかあっちの方?」
「二条城じゃないでしょうね?まさか」
→マチャオさん「二条城で飲むってどういう状態なんですかw」ww( ̄ー ̄;/(爆)。
岸田君「乗り物は好きなんで。今日も阪急で来ましたんで」
→角さん「京阪では来なかった訳ね」
→岸田君「あのね、三条京阪から乗ったんですけど阪急乗りたかったから四条で降りて阪急乗り換えた」( ̄ー ̄;/安定の鉄トーク
→角さん「そういうことするやろ。でJRでもないしな」。
■ 「東京」
マチャオさん「『東京』っていう名曲一杯ありますけど…」
→岸田君「たかじんさん」
→角さん「たかじんがおるなあ」
→岸田君「元々タイトル無かって、スタッフに『曲名どうしようかなあ』言うてたら『“東京”がええんちゃうか』言われたことが、『いやそれはもう、たかじんさんみたいやから』と言ってめっちゃ僕は反対したんですけど。でもあの、今思えばね、付けといて良かったなあと思うんですけどね」。
マチャオさん「今、ワンコーラスというかね、最初聴きましたけど、サビまでまず中々行かないんですよね」ww( ̄ー ̄;/(爆)
→角さん「遠回りなとこあんねんねちょっと。はよ行きいやみたいなね」ww( ̄ー ̄;/
→岸田君「またこれイントロが滅茶苦茶長いんですよ。こないだちょっと歌番組でこれやらしてもうたんですけど、中々構成するの大変でしたね。短せなあかんから」。
角さん「あのねここが分からんのは、割と過去形が多いのよ。『君が好きだった』とかね。『好きやから』とか『今好きだから』と言ってないのよね。それはなんやねんという…」
→岸田君「ずっこいですよね」ww( ̄ー ̄;/(爆)
→角さん「なんかね、僕ずっと引っ掛かんのよ詞に」
→マチャオさん「『思い出してみる』って言うてないですからね。『…みようかな』」ww( ̄ー ̄;/(爆)
→岸田君「どっちやねん!」
→角さん「なんやねんお前は!」ww( ̄ー ̄;/この遣り取りおもしろ過ぎる。
岸田君「所謂上京物語みたいな風に捉えられることも多いんですけど、たまたまフジロックに大学のサークルの奴らと遊びに行って、その流れで東京まで行ってちょっとレコーディング知り合いのとこでやろう言うてる時に、フジロック大雨で、途中中止になって。で、うちのメンバー風邪引かはって」
→角さん「これは本当なん。『彼らは風邪引いたけど私は大丈夫だ』と書いてますよね」
→岸田君「そうなんですよ。そこでちょっと一応、言うとかなあかんかなと思ってw」ww( ̄ー ̄;/(爆)おもしろ過ぎ。
岸田君「ほんで、お金がもうとにかく無かったんですよ。僕5円とかしか無かった」
「予想外の大雨で結構出費がかさんで」
「うちのベースの佐藤に、『ちょっとどうしても缶コーヒー飲みたいから110円貸して』言うて。小銭借りて缶コーヒー買うてる間にペペペペペッと書いた歌詞がこれ」
「本来は、割とね曲作ってから歌詞書くことが多かったんですけど、まあ、なんかこの時はちょっと。これは歌詞先やったんですよ」。
三戸なつめさん「でもあのやっぱ『東京』って言ってるけど、その歌ってることは、東京のことではない、地元に居る君のことを書いてるのが、なんかうちはまた逆になんか切ないなって思って。でもタイトルは『東京』みたいな」。
■ 「春風」
角さん「このねえ、はっぴいえんどとかね、そのサウンドが、僕の所に一緒に届いて来ると。年代は違うんだけど、京都の頭のいい、音楽が大好きな人が作ってるなあというの、ものすごく響いて来る」。
マチャオさん「はっぴいえんどていうね、話に出ましたけど、全然でも聴いてなかったんですよね当時は」
→岸田君「僕は当時は聴いてなかったですよね。はっぴいえんどに似てるっていう風に言われたことがあって、ほんで、『あ、はっぴいえんどな』言うて知ったかして。レコード屋行って、洋楽の“H”の所を探して」ww( ̄ー ̄;/(爆)間違うてるエピソード。
マチャオさん「『帰り道バスはなぜか動かなくなってしまいました』。あの、トラブルが多いですよね」ww( ̄ー ̄;/(爆)。
角さん「トラブル多いけど、ほんで傘探してるのは分かるよ、その後汽車乗ってるの、じゃこれなんなんこれ?」
→岸田君「それね、僕もね、あの歌詞ってね、ほんま一筆書きで書くこと多いんで、あんまり筋考えんと書くことあるんですよ。で、書いてから、なんかこれ脈絡がおかしいないうことを気にはなってるんですけど。大分後にファンの人とかに『これどういうことなんですか?』とか言われて、ほんなら別のファンの人が『それはそれぞれの人が(受け取ったら)』」ww( ̄ー ̄;/(爆)。
■ 「ワンダーフォーゲル」
岸田君「歌詞書く時ってね、やっぱり考えずに書くんですよ。それは曲もそうなんですけど、ほんまにぱっと思い付いた時にもう筆が走ってないと、やっぱり考えて、自分の考えよりも劣ったものになることが多かったりするんですけど」。
岸田君「この時電子音楽って、まあこの前からずっと夢中で聴いてたりとかもしたんですけど機材が無くて、この時たまたま私とそのベースのやつがちょっとそういう機械を買って、『これええんちゃうか』言うて軽々しく使ってw」
「元々その書いた時は、割といなたいっていうかね、割と普通のロックンロールやったんですけども、『これちょっとピコピコ入れてドッツンドッツンしたらどうなるやろな』思て。『おもろい!おもろい!』w」ww( ̄ー ̄;/。
角さん「テレビとか、そういうメディアを見たり聴いたりはすることはあったんですか?」
→岸田君「殆ど野球中継ですかね」。
福島アナ「野球が音楽にこう影響を与えたりとかしてないんですか?」
→岸田君「あ、大いにありますねそれは」
「カープファンなんですけど、僕例えばその落合さんが書いた本とか、野村克也さんが書いた本とか好きで」
「やっぱり試合とか見てると、そのちょっとの差で、色んなね、こう試合が動いたりとか或いはその選手個人個人のね、そのどこが痛いとか。そういうのって、やっぱりこう、見れば見るほど細かく影響しているっていうのって、やっぱりこう自分たちがものを作ってる時に些細な時差で曲が変わったりとかっていうのになんか似てるなあと思って」。
角さん「え、じゃあ、大谷(翔平)と、黒田(博樹)だったら、どっちにこう肩入れし心動きますか?」
→岸田君「いや僕どっちも好きなんですけど、『滅茶苦茶おもしろい漫画』と、『苦しみながら見てぐっと来る映画』みたいな、なんかジャンルですね、僕の中では」
→角さん「成程ね、成程ね。じゃあどっちか言うたら高倉健に近いんだ」
→岸田君「あ、そうですね」
→マチャオさん「『高倉健に近いんだ』ってw」ww( ̄ー ̄;/。
マチャオさん「でも大体ね、こんな感じです。あのー、一緒に飲ましてもらってても、音楽の話してたんだが急に野球の話になって、トイレ行って戻って来はったら便器の話を熱く語ってたりとか」
「『ここの何年式やわー』」ww( ̄ー ̄;/(爆)。
福島アナ「便器もお詳しいんですか?」
→岸田君「結構、形に拘るっていうか」
「水がこう流れる方法って色々あるんですけど。物の仕組みが好きなんで。音楽にしても、やっぱり…」
→マチャオさん「ほーら戻って来たよー!w」ww( ̄ー ̄;/。
岸田君「音楽にしても、もう誰もが涙する瞬間やったりとかはもう『うおー(><)』てなりますし、でもそれがなんでなんやろうって後から考えるのが結構好きなんで。そうなるとこう色んな仕組みっていうのかね、なんかそれは、考えるのが割と趣味っていうか」
→マチャオさん「良かった、戻って来たよー」ww( ̄ー ̄;/。
■ 「ブレーメン」
『ワルツを踊れ Tanz Walzer』について、
岸田君「レコーディングしてた時に、最初は管弦を入れる予定はそんなに無かったんですけど、たまたまそのウィーンのスタジオに行ってレコーディングしてたんですけど『やっぱこれ欲しいな』ちゅうことになって。スタジオのエンジニア、彼が『まあ友達でええのおるさかいにちょっと連れて来るわ』言うて」
「そしたらウィーン交響楽団のパーカッションをやってるやつで、アレンジとかやる人いるから、連れて来てくれはって。彼がまあそのストリングスのアレンジやってくれたんですけどそれ感動して。すごい、これはと思って。もう弟子入りしようと思って。まあ別にその弟子入りはしなかったんですけど。でも、彼からかなり勉強したっていうか」
「オーケストラとやった時に、『あ、これぐらいのことがやりたかったんやな』とその時に初めて思って。やっぱ生の弦擦る音とか聴いたら、『いやーやっぱ生ビールはいいですね』みたいな。『お造りはおいしいですな』」ww( ̄ー ̄;/。
■ 「交響曲第一番」
三戸なつめさん「でも今までバンド中心でやってはって、楽器が滅茶苦茶増える訳じゃないですか。でもどういう風にこの制作ってされたんですか?」
→岸田君「譜面がそんなに僕得意じゃないんで、コンピューターでMIDIっていう譜面の代わりみたいなんあるんですけど、それでばーっと書いて行くんですけど、やっぱりいつも『音足らへんなー』と思いながら作ってることとか、バンドでやるとね、あったりするんで、『あ、全部あるー』と思いながら書いて。ただ、そのパート多いですから、『今日はめっちゃええのできたー!』思て、ほな8秒ぐらいしか進んでへんかったりとか。積み重ねでしたけど」( ̄ー ̄;/乙。
■ 交響曲第一番初演
岸田君「(第一部)1曲だけちょっと歌歌おうかなと」
→角さん「そらな行かないとな。客がな」
→岸田君「ずっと座っとるやないか!」ww( ̄ー ̄;/(爆)
→角さん「お前が見ててどうすんねん!」
→岸田君「寝てたりして」ww( ̄ー ̄;/(爆)おもしろ過ぎる。